レガシーOS搭載システムでも簡単に修理できる場合があります!

当社ではMS-DOS, Windows NT 4.0, Windows XP, Windows 7, Windows Vista, Windows Server 2003, Windows Server 2008といった、すでにマイクロソフトのサポートが終了となっているOSを搭載するシステムであっても、ハードウェアの修理や、部品販売、データバックアップサービスを行っています。
例えばDell製のWorkstation Precision 390は、ハードウェアのメーカー保守サポートも終了していますし、Windows XP, Windows VistaといったOSはマイクロソフトからのサポートも終了しています。
以前こんな持ち込み修理依頼がありました。
実際にあった事例
Dell Precision 390 にて電源ボタンを押しても画面に何も表示しないというもので、全く同じ現象で6台のPrecision 390をお預かりしました。
お預かりしたPrecision 390を現象確認のため電源を入れてみたところ、内部空冷ファンは回転するものの、電源ボタンのLEDがオレンジ色で点灯のまま(正常な場合は緑色で点灯)、前面のステータスLEDは全消灯、画面には何も表示されないという現象でした。
筐体内部を確認したところ、本体マザーボード上の電解コンデンサ数個に液漏れや、膨張の劣化不良がありました。

お預かりした6台全てのPrecision 390は、ほとんど同じ箇所の電解コンデンサが劣化不良を起していました。
本体からマザーボードを取り外し、不良のある電解コンデンサ全てを交換し、マザーボードを取り付け直し電源を入れてみたところ、BIOSの設定画面の表示が出来るようになりました。
BIOSの設定値を確認し、保存、起ち上げなおしてみたところ、Windowsが正常に起動するようになりました。
USBポートやネットワークポート、他各デバイスのチェックを行い正常動作が確認できたので、残り5台分も同様に電解コンデンサを交換したところ、全て無事Windowsが正常動作するようになりました。結果として、修理費用は、電解コンデンサの交換によって、マザーボードの交換に比べて、かなり安く抑えられました。
当社では幅広い調達ルートを使いサポート終了となっている製品のマザーボード等各種部品を入手することもできますが、上記事例のように基板上にはんだ付けされている電子部品を交換して修理、動作テストを行うことも出来ます。
もしメーカー保守が終了しているシステムの保守にお困りであったり、すでに故障してしまっているシステムを修理してまた使用できるようにしたいといった要望がございましたら、案ずるより産むが易し、是非この機会にご相談お待ちしております。
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