SSSでは、コンピューター製品の中古機やパーツといった保守部品を国内外の提携先企業から直接取り寄せて保守を行っています。入手困難なパーツもグローバルネットワークを通じて調達が可能です。また、これらの機器・パーツの販売も行っています。
AscdiNatdは、The Association of Service and Computer Dealers and the North American Association of Telecom Dealersの略称です。この組織は、中古コンピューター、通信機器、その他機器及びソリューションを取り扱う世界規模のNPO法人です。
その歴史は、1970年代の米国で数社が集まり一つの組織として設立されました。2000年にASCDI、CDLA、DDA、ECLAT及びITRAが一つのグローバルのITサポート、リース、及び販売組織に併合されました。2012年には、NATDが同様に合併しました。現在は、AscdiNatdとして知られています。
現在では数百社の会員が参加しております。会員の会社規模は、小規模な個人会社から大規模な株式会社まで幅広く、参加会社の地域は、米国を中心に、EU、アジア、中南米と広がりを見せています。
AscdiNatdは、業界の標準となっている最初の”Code of Ethics”(倫理基準)を作成し、NPO法人に所属している全会員は、会員になるためにこの基準について学ぶことが求められています。また、会員になるためには、現会員2社からのReference(推薦)が必要です。
この組織の役割としては、エンド・ユーザー、製造メーカー及び政府機関に対してメンバーを代表したり、販売促進を手掛けております。具体的には、メンバー間での専門的なアイデアの交換を提供するためのフォーラムを開催したり、メンバーからの依頼で担当業者を紹介したり、顧客ベースを拡大するために教育や販売促進の手助けをしています。
このように世界規模のNPO法人ではありますが、非常に厳格な手続きを経た会員同志の取引は、お互いを信頼できることで、安心して取引ができます。
会員相互のコミュニケーションを図るため、毎年、米国、EUを中心に総会が開催されており、それぞれの会員は、お互いが持っている情報の交換をしながら、親睦を図り、帰国後商談につなげるケースもあります。
弊社は、2011年にこのAscdiNatdに参加し、同年9月に”Code of Ethics”をBostonの会場で受講しました。その後も、フロリダでのフォーラムにも参加し、多くの会員と知り合いになり、今日、実際にビジネスでつながっています。
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