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予防点検サービス

故障が発生する兆候が認められる部品を前もって交換する、予防点検サービス。

予防保守(※)の考えに基づき、SSSではスポットでの点検・部品交換サービスも承っています。

(※)IT用語辞典によると、予防保守とは次のように説明されています。

「機械やソフトウエア、システムの保守作業の種類の一つで、不具合の顕在化や障害の発生を未然に防ぐことを主眼に行われるものを予防保守(Preventive Maintenance)という。機器の場合、定期的に点検を行い、消耗が起きやすい機器や部品は規定の利用期間や利用回数が経過した時点で正常に稼働していても交換するなどの対応を行う。
予防保守は、実際にシステムが停止した状態になってから故障個所を特定して故障した部品を交換するなどの一般的な保守作業が発生する前に、定期的に点検をして故障が発生する兆候が認められる部品を前もって交換することをいう。」

予防点検についてのお問い合わせ

IT用語辞典にもあるように、『消耗が起きやすい機器や部品』とは具体的には「有寿命品」とも呼ばれ一定の時間使用している機器に使われている部品類には下記が挙げられます。

HDD・ファンの寿命  

1. HDD・ファンの寿命

 ハードディスクは、『有寿命品』の一つで「機構部品」です。つまり、データを記録するためにディスク内の“プラッター”(磁気ディスク)がモーターで回転していますが、

HDD・ファンの寿命  

1. HDD・ファンの寿命

 ハードディスクは、『有寿命品』の一つで「機構部品」です。つまり、データを記録するためにディスク内の“プラッター”(磁気ディスク)がモーターで回転していますが、回転をスムースにするために固定軸をボールベアリングが回転しています。その回転をする中で時間が経過すると摩耗によりディクス内に微量のカスが発生し、それが原因でディスクの故障が発生します。また、ディスクを長時間使用することによりプラッターの表面に塗られた「潤滑油」がプラッターの回転の遠心力により外側に徐々に積もることによりヘッドがスムースに動作しなくなり故障が発生する原因になります。これらの故障原因によりディスクは4~5年が平均的な寿命と言われています。
 筐体に取り付けられているファン類は、コンピューター内部の温度を一定に保つために常時回っていますが、ディスクのボールベアリング同様に回転を続けることでベアリングが摩耗し、それが時間の経過とともに回転が鈍くなり最後には停止していまい、コンピューター内の温度が上昇し、コンピューター自体の故障の原因にもなります。

電解コンデンサーの寿命  

2.電解コンデンサーの寿命

 電解コンデンサーの寿命を決めているのは、使用電圧ではなく『温度』です。温度と寿命の間には「アレニウスの法則」が成立しています。

電解コンデンサーの寿命  

2.電解コンデンサーの寿命

 電解コンデンサーの寿命を決めているのは、使用電圧ではなく『温度』です。温度と寿命の間には「アレニウスの法則」が成立しています。この法則は、温度が10℃下がると寿命が2倍延びるとされ、「10℃2倍則」とも言われています。電解コンデンサーの寿命を延ばしたい場合は、周囲温度(コンピューター内温度)が低い環境で使用するのがよいとされています。
 電解コンデンサーの故障率は、西洋のバスタブの形状に似ていることから「バスタブ曲線」状と言われており、使い始めの時期は故障率が高いが、次第に低下し安定期を迎えます。そして実際の耐用年数を迎えるころには、摩耗故障時期となり再び故障率が上昇していきます。
 電解コンデンサーの劣化により、通常は平である電解コンデンサーの上面が盛り上がったり、内部の電解液が外に漏れたりする場合があります。電解コンデンサーは、多くの場合、コンピューター内で電源電圧のノイズを除去する目的に使用されます。この劣化により、電源電圧のノイズが多くなり、システムの動作が不安定になる場合があります。

SSSが提供する「予防点検」サービスとは

EOSL(End Of Service Life)製品は、販売後5年~7年以上が経過して製造メーカーが保守を終了しているシステムのことを指しますが、このシステムで使用されている、HDD、電源、システムボードなどは故障が発生するリスクを抱えて稼働しています。

従って、EOSL製品については予防保守を通じて定期的にシステムの診断をすることが大切です。人間の体は故障したからと言って交換することはできないために、定期診断で悪いところを一早く見つけて手術をしたり、薬で治療したりしなければ長生きはできませんが、機械は、故障の予知を知ることができる信号を出すものもありますので予防点検でそれを発見し、故障をする前に良品に交換することで正常に安定稼働を続けることができます。

「予防点検」サービスには、二つの方法があります。

一つ目は、システムを半日停止できるタイミングに合わせて、システムの中を詳細に点検し、故障が発生する可能性がある部品を交換します。

システムを一定時間停止させて点検・交換が行える場合

システムボード上の電解コンデンサーが膨張したり、液漏れしたりしていないか調査する。
電源のファン、CPUファン、システムファン等が正常に回転し、異音が発生していないかを確認する。
LEDの光り方の目視確認。
起動時にエラーメッセージの確認。
コネクター類が正常に接続されていることを確認する。
電池を交換する。
最後にシステム内の埃を清掃する。

尚、サーバーについては、サーバー管理ツールを使用して一連の検査を実施できる場合があります。
二つ目は、システムを停止することができない場合には、外部からの目視検査となります。

システムを停止させることなく点検、交換を行う場合

LEDの光り方の目視検査。
ファン類の異音、異臭の確認。
外観の清掃。

このいずれかの方法を半年に一度、又は一年に一度実施することでより信頼性を向上させることができます。年間保守契約と合わせて「予防点検」を実施することでより安全にシステムを稼働することができますし、年間保守契約を締結していなくても、「予防点検」サービスだけでもご利用いただくことで安全にシステムを稼働することができます。

「予防点検」サービスについてのお問い合わせは下記までご連絡ください。

予防点検についてのお問い合わせ

即出荷可能な在庫部品リスト

即日または2,3営業日にて出荷可能な在庫をご案内しています。
月一更新のため、変動の可能性がありますのでお気軽にお問合せください。

上記以外のメーカーの即出荷可能な在庫リスト (月一更新)

半導体製造工場向けPC本体・パーツ部品在庫リスト

主に半導体製造工場で使用されている装置のPC本体・PC部品の在庫リストです。

5~10日で出荷可能 (月一更新)

その他 短納期在庫(約7営業日にて出荷可能)

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約7営業日にて出荷可能な在庫を常時約1万件掲載しています。

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