目視によるチェックがシステムのダウンタイムを減らす!

突然発生するシステムや製造ラインのダウンタイムを少しでも減らしたいと思いませんか?メーカーの保守サービスが終了したEOSLの機器の場合、故障部品の特定・購入・動作検証・交換作業を含めると約2週間以上かかる場合があります。
もし、2週間システム停止や製造ラインが停止した状態だとすると、それに因る損害額はいくらぐらいになりますか? PCの内部を見ることができれば、システムが停止する前に、目視チェックで部品の劣化や故障を見つけられるかもしれません。
目視でチェックできる部品
目視でチェックできる部品は下記です。
- 電解コンデンサー
- 冷却ファン
当社に持ち込まれる修理PCでは、電解コンデンサーの劣化や冷却ファンが故障していることが多く見うけられます。目視チェックさえしていれば、システム点検や製造ラインの定期点検の際に、電解コンデンサー交換や冷却ファン交換等の処置ができるかもしれません。目視のチェックだけでシステムのダウンタイムを減らし、損害を少なくできるのに、それを行なわない理由はないと思いませんか。
目視チェック手順(電解コンデンサー)
- 電源を切り、ACコードを抜いてください。
- ケガをしないようにPCの筐体を開けます。
- 緑色の一番大きな電子基板がマザーボードです。
- マザーボードには円筒形の電解コンデンサーと呼ばれている電子部品が複数個実装されています。
- 電解コンデンサーの円筒形の上面が、膨らんでいる・液漏れしている場合、それは劣化や故障している状態です。
- 電解コンデンサーの円筒形の上面が平らの場合、それは正常な状態です。
PCのフタを開けたところの写真・これがマザーボード!

マザーボード上の電解コンデンサーの写真・電解コンデンサーはここ!

正常・膨張・液漏れしている電解コンデンサーの写真・ここを目視チェック!

目視チェック手順(冷却ファン)
- 電源を切り、ACコードを抜いてください。
- ケガをしないようにPCの筐体を開けます。
- 冷却ファンは、電源ユニット背面、CPUの上、筐体の背面、ビデオカードの上などに実装されています。
- 必要に応じて、ACコードを元の状態にもどし、PCに電源を入れます。通常PCの電源が入った状態では、これらの冷却ファンは異音なく回転しているはずです。
- 回転音が大きい・ファンが回転していない場合、その冷却ファンは劣化または故障しています。
PCのフタを開けたところの写真・これが冷却ファン!

もしこのような症状を見つけた場合、電解コンデンサー・冷却ファンの交換作業は当社で承ります。お気軽にご相談ください
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