お悩み解決事例【医療業界②】｜メーカー保守終了後（EOSL）のシステム保守サービス

お悩み解決事例【医療業界②】

EOSL後のPC保守サービス解決事例【医療業界②】

EOSL製品の部品のご提供及び
オンサイト修理

【背景】

医療関連装置（MRI,CT等）のコントローラとしてEOSLになったPCが使用されています。大学病院、大手医療機関に設置されている医療用装置は、一度設置すると長期間使用するのが一般的です。毎日多くの患者さんが検診を受けに来るため、装置が停止することは許されません。そこで医療関連装置メーカー様としては、全国にサービスセンターを設けてメインテナンスを提供しています。そのためには、EOSLになったPCの部品を常に確保しておく必要がありますが、PC製造メーカーは、手持ち部品がなくなってしまったら、その供給を終了してしまいます。医療関連装置メーカー様は、質の高い中古の部品を提供してくれる業者を探しています。

【課題】

医療機器は、薬事法によりいろいろ厳しい制約があり、簡単に故障した部品を他のものに交換して使用することができません。他の部品を使用するためには、再度検証をやり直して承認を取り直すという一連の作業が必要で、これにはコストと時間がかかります。したがいまして、中古と言えども、同じ部品を使用しなければならないという制約があります。

【ご提案】

一般では調達が困難な部品でも、当社は海外のルートを通じて調達をすることができます。当社は、ASCDI NATDというワールドワイドなNPO法人のメンバーで、EOSLとなった製品、部品を世界中の調達網を使って入手することが可能です。これまでにお客様からご依頼をいただいた製品・部品の内、９５％はご要望にお応えできています。現在では入手が非常に難しくなっている部品もありますが、最大限の努力で入手ができるよう日々海外と連絡をとり合っています。

【結果】

年間千点以上の部品をFedExで海外から輸入し、当社内で全数の受入検査を実施した上で、お客様へ出荷しています。基本的に受入検査を行った部品は、検査した内容が分かるようしています。これまでお客様に出荷した部品は、信頼性が高いという評価をいただいています。当社で実施している検査は、他社が行っているものに比べて時間をかけ、より多くの検査項目をチェックしています。これだけの検査を実施しておりますので品質については自信をもっております。ご購入いただきました部品には、「出荷後６か月間の無償保証」を付けています。

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