コンピューターの修理費用を安く抑えるための簡単チェック(電解コンデンサー編)

次のような症状にお心当たりありませんか?
- コンピューターの電源が入らない。
- OSは起動するものの、しばらくすると勝手に電源が切れてしまう。
- OSは起動し、しばらくの間は使えているが、その後ハングアップする。
- 電源を入れるとビープ音が鳴り、画面が真っ暗。OSも起動しない。
これらの症状は、電解コンデンサーの劣化や故障でも起りえます。
弊社に持ち込み修理されるコンピューターの約10%~20%は、マザーボード上の電解コンデンサーが膨張や液漏れしています。
電解コンデンサーが完全に壊れる前でしたら、電解コンデンサーそのものを交換することで修理費を安く抑えられることができます。
完全に壊れてしまっている場合、マザーボードの交換が必要になり、修理費が高くなる可能性があります。
電解コンデンサーの劣化や故障は、見た目で簡単にチェックできる場合があります。
修理費用が安いうちに、チェックをすることをお勧めします。
電解コンデンサーのチェックの方法
- コンピューターのフタを開け、マザーボード上の電解コンデンサーの上面の状態を確認してください。上面が、膨れていたり、中から茶色の電解液が漏れているものは、劣化または故障です。正常な電解コンデンサーの上面は平らです。
- チェック時にケガにご注意を。コンピューターのフタを開ける作業で、指先にケガをしたり、電解コンデンサーの上面の確認時に頭をぶつけたりすることがあります。チェックはゆっくり安全に行ってください。

電解コンデンサーの基礎知識
電解コンデンサーの役割
- 電解コンデンサーの役割は、主にDC電源電圧のノイズを除去するためにあります。
- 電解コンデンサーが劣化や故障すると、ノイズの除去ができなくなり、コンピューターの動作が非常に不安定になります。
電解コンデンサーの寿命
- 電解コンデンサーの寿命は、通常の使用環境では約5年くらいです。
- 一般的に、電解コンデンサーの周囲の温度が10℃上がると、寿命は1/2になります。寿命は温度に依存します。
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