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梅雨に入る前にコンピューターの熱対策を(改版)

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梅雨に入る前にコンピューターの熱対策を(改版)

梅雨に入ると湿度が高くなるため、筐体内に蓄積されたホコリが水分を含んでしまい、電子デバイスやファンに付着して装置内部の冷却効率を妨げる、また、夏に向けての温度上昇も、悪影響に拍車をかけます。
コンピューター内部で演算処理を行うとき、電子デバイスは発熱します。
放熱が十分にできないと、コンピューターは熱暴走を起こし、安定稼働させることができなくなります。
コンピューターの周りの温度が低かった冬の間は、問題として発覚しませんが、気温の上がる夏、放熱の問題が現れます。 梅雨に入る前にコンピューターの熱対策を行われることをお勧めします。

熱暴走により発生する現象、若しくは熱対策を行わない場合に起こりうる現象
  • コンピューターが勝手に再起動してしまう。
  • コンピューターが起動途中で止まってしまう。
  • 使用中にハングアップしてしまい、安定して使えなくなってしまう。
  • 筐体内部の温度上昇により、部品の劣化が急激に進み、電解コンデンサーやHDDの寿命が短くなってしまいます。電解コンデンサーの劣化は、目視でわかる場合があります。詳しくは「電解コンデンサーの劣化にはオーバーホールをお勧めします」をご参照ください。
    電解コンデンサーの場合、周囲の温度が10℃上がると寿命は半分になってしまいます。
  • 正常にOSが起動できなくなり、ラインが停止することも考えられます。
熱対策
  • コンピューターの熱対策とは、冷たい外気を取り込み、発熱した部品を空冷し、温まった空気を筐体外に効率的に排気させるということです。
  • 筐体内の熱を逃がすために、放熱用のファンが実装されていることが多いと思います。
    ファンの羽の部分にホコリが付着すると、冷却効果を低下させます。掃除機などで、羽のホコリを掃除するようにしましょう。
  • 筐体には、空気取り入れ口にエアフィルターが付いている機種があります。
    このエアフィルターにホコリが付着すると、外気を十分に筐体内に取り入れられなくなり、結果筐体内の温度が上がってしまう場合があります。
    コンピューターが人の出入りの多い場所に設置されていると、知らぬ間に人間がホコリを持ち込みますので、注意が必要です。エアフィルターに付着したホコリは、掃除機で綺麗にしましょう。
  • 筐体の周りに、空気の流れを妨げるような物が置かれている場合、熱がこもってしまう場合があります。できるだけ空気の流れがスムーズになるようなレイアウトにすることをお勧めします。ファンの通気口を塞いだり、近くに資料や物を近づけないようにしてください。
  • エアコンを上手に使い、部屋の温度を適切な温度に維持させましょう。
その他の注意点
お客様が自身で掃除を行う際の注意点
  • 掃除を行うときに、ケガをしないように注意をしてください。
  • 必ず、装置の電源オフにて行うようにしてください。」
  • 筐体カバーを外す時には、筐体の金属部分に手を触れ、静電気対策を行うようにしてください。
  • なるべく、電子部品に掃除機の口が直接触れないように注意してください。

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