修理費用を安く抑えるための提案(HDD編)

そしてHDDは良く壊れる部品の1つです。HDDの中にはWindowsのようなOSとお客様がご使用されているアプリケーションソフトウェアやデータが格納されています。HDDが故障したら、別のHDDへ物理的な交換は簡単にできますが、問題は、壊れてしまったHDD内のファイルやデータです。壊れたファイルやデータを元の状態に戻すことは、一般的には難しいです。HDDが正常に動作していた時の状態に戻らないと、そのコンピューターやそのコンピューターが制御している装置全体は単なる箱になってしまいます。たかがHDD1つのために装置全体を入れ替えなければならなくなると、その費用は桁違いに大きくなり、会社の信頼低下や製品の納期遅延など他の損害も出てしまいます。そこで、今回はHDD関連で修理費用を安く抑える方法3つをご提案いたします。
1. HDDを定期的に新しいものに交換する方法
2. HDDが壊れる前にバックアップを取るサービスを利用する方法
3. 対策を行う前にHDDが故障してしまったときのデータ復旧サービスを利用する方法
1. HDDを定期的に新しいものに交換する方法
HDDは有寿命部品の1つです。その寿命は約5年と言われています。そこで5年経過する前に、HDDを新しいものに交換できれば、装置全体の故障率を下げることができますし、ランニングコストも下げられます。もしHDD内のデータが頻繁に変わり、最新のデータでないと装置が動かない場合には、以下にご紹介する②の方法は使えません。その場合、都度エンジニアがお客様先にお伺いして、新しいHDDへ交換するサービスになります。
修理費用を安く抑えたいということで、弊社のお客様の中には、定期的なHDD交換やコンピューター全体のオーバーホールを実施されているところも多数いらっしゃいます。ご興味ある方はお気軽にお声がけください。
2. HDDが壊れる前にHDDの複製を作っておくサービスを利用する方法
当社では「HDDデュプリケートサービス」と呼んでいます。 前もって複製しておいたHDDで運用を行っても、装置全体の動作に支障がない場合、このサービスがお得かつ安心です。 有寿命部品のHDDは、電子的な部品だけではなく、機械的に動作しているところもありますので、どうしても消耗・劣化が避けられません。4年使えていたから今後数年は故障することはないだろうとお考えなのであれば、それはとても危険な考えで、もしものときの代償が大き過ぎます。
突然のHDD故障の保険として、HDDデュプリケートサービスをご利用いただくことを強くお勧めします。
HDDが故障する前に、お気軽にご相談ください。詳しくはこちら→
3. 対策を行う前にHDDが故障してしまったときにデータ復旧サービスを利用する方法
HDDの故障に備える準備をしようと思っていたら、故障してしまったということをよく聞きます。一般的には、故障してしまったHDDの修復はできません。しかしそのような場合も、他社ではできない「HDDデータ復旧」というサービスを用意しています。
他社のHDDデータ復旧は、HDD内のデータは復旧してくれますが、そのHDDからOSは起動できません。つまり、コンピューターの復旧には、新しいHDDにOSとアプリケーションソフトウェアをインストールし、復旧したデータを新しいHDDに適切に戻してあげる必要があります。当社のデータ復旧サービスでは、復旧後のHDDをコンピューターに実装するだけで、故障する前のように運用できる可能性があります。
単独のHDD、RAIDのHDDにかかわらず、HDD内のデータを復旧できる可能性がありますので、もしお時間があれば、「システム起動不能事態発生!事例で見るSSSによるシステム復帰、HDDデータ救出劇2選」のお役立ち情報もご参照ください。こちら→
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