冬場の“見えない敵”に要注意!コンピュータ―を守るための静電気対策ガイド

気温が下がり、湿度が一段と低下するこの季節は、静電気が非常に発生しやすくなります。
静電気は目に見えませんが、半導体集積回路を含むコンピュータにとっては大敵です。
今回は以下のポイントをまとめました。
1. 静電気が発生する条件
- 湿度40%以下の乾燥環境
- 化学繊維の衣類による摩擦
- カーペットや樹脂床材での歩行
2. 静電気が半導体ICに与える影響
- 即時故障(ハード故障):
静電気により半導体集積回路が故障し、即時に故障してしまう場合があります - 潜在故障(ラテント故障):
静電気により半導体集積回路が劣化し、近い将来に故障したり、間欠的な故障になったりする場合があります
静電気の影響を抑える施策
- 室内湿度を40〜60%に保つ
→空調等で湿度を高く保つ工夫が必要 - 帯電しにくい衣服の着用
→静電気対策が施されている素材でできた衣服を着用 - アース接続の徹底。作業前の放電
→コンピュータ―の内部部品に触れる前に、自分の体に帯電した静電気を放電するために、アースの取れた金属に触る - 帯電防止リストストラップや導電マットの活用
→作業を行っている間にも静電気は発生します。作用中はリストストラップや導電マットの活用
冬場は静電気による部品破壊が増える時期です。
特にEOSL後の部品は、調達が難しいものもあるため注意が必要です。
少しでもご不安や疑問がございましたら、第三者保守のプロフェッショナルである当社に、ぜひお気軽にご相談ください。貴社の環境とご予算に最適なソリューションをご提案し、安定したITインフラ運用をサポートいたします。
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